07/08/03 11:22:48 株 BE:963131099-DIA(155555)
【ワシントン2日共同】世界で初めてヒトクローン胚から胚性幹細胞(ES細胞)を作ったとの虚偽の論文を
発表したとされるソウル大の黄禹錫元教授が作ったのは、世界初の単為生殖によるヒトのES細胞だったと、
米ハーバード大などの研究チームが米医学誌電子版に2日、発表した。
元教授の意図とは別のものとはいえ、難病治療につながる成果が得られていたことになる。
ES細胞は体のどんな細胞にも成長する可能性を秘める。核を取り除いた未受精卵に患者の体細胞の核を
移植してできるヒトクローン胚から作ることができれば、移植しても拒絶反応が起きない。元教授は2004年の
米科学誌サイエンスに実験成功を発表した。
チームは元教授のES細胞のDNAを、新しい手法で検証。元教授が移植した体細胞の核ではなく、
もともとの未受精卵が刺激により分裂を始め、一部からヒトのES細胞ができたことが判明したという。
患者の卵子から作成できれば、治療にも役立つとみられる。
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