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自民党の山崎拓元幹事長は26日、東京都内で講演し、麻生外相が昨年11月に
打ち出した外交方針「自由と繁栄の弧」について「対中国包囲網となるので、安全
保障の面から言っても適切ではない」と批判した。
「自由と繁栄の弧」とは、東欧から中央アジア、東南アジア付近にかけた地域の
民主主義を発展させるため、この地域を重点的に支援する構想。山崎氏は「貿易
立国・日本としては対中関係をますます重視していかざるを得ない。中国包囲網
という発想は私は取らない」と語った。
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