07/07/26 23:03:44
「タリバンが韓国人人質8人を政府側の引渡し場所に連れて行く途中、周辺にアフガン政府
の戦車などが配置されていて安全が保障されない、と判断して急遽引き返した」(日本NHK)
「女性6人、男性2人の韓国人人質たちが釈放されて米軍基地に安全に到着した。」(AP通信〉
「8人釈放説」が流布した26日夜明け、緊迫な状況の中で行き違った報道は西側メディアの
完敗、日本側取材力の勝利で終わった。23人の最大規模人質事件が全世界メディアの注目
を引いている中、イスラム圏メディアと日本、西側メディアの報道三つ巴戦が起きている。
普段この地域に対する関心及び取材網不足という限界に、政府の現地取材不許可(アフガン
政府にビザ発給禁止要請)まで重なりながら韓国メディアが外信にだけ寄り掛かる状況とは
対照的だ。先にイスラム圏の〈アフガン・イスラミック・プレス（AIP）〉と〈アルジャジ
ーラ〉が報道を主導している。
特に今回の事件の前まで、韓国にほとんど知られなかった〈AIP〉はタリバン勢力との緊密
な取材網を土台に交渉の延長、タリバンの韓国政府との直接対話要求、人質対等交換要求
などを一番迅速かつ正確に伝えている。〈AIP〉は昔のソ連がアフガンを侵攻した1982年、
出帆し、アフガンではない隣国パキスタンのペシャワールに拠点を置いている。当時、ソ
連の攻撃を避けなければならなかったからだ。
日本メディアが西側メディアより素早くて正確に今回の人質事件でも消息を報道すること
も人目を引く。カブールに支局を置いた〈共同通信〉は人質8人が25日釈放されるはずだと
いう消息を一番先に報道した。〈NHK〉は最初、釈放されたと思われた人質8人がどうして
また抑留されたのか、事情を正確に伝えた。
これまで日本メディアが中東はもちろんアフガンを含めた中央アジア地域にまでがっちり
した取材ネットワークを構成したことを証明しているのだ。しかし〈読売新聞〉はアフガ
ン政府によって人質釈放の代わりに身代金で事態が解決される、と報道したことは事態把
握に混乱をもたらした。
ソース：ハンギョレ新聞(韓国語)‘早くて正確’日本言論西側に丸勝ち
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