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「韓国で監督を務めたい」
韓国との運命の準決勝（25日午後7時20分〈韓国時間〉）を直前に控え、イラク代表のジョルバン・
ビエイラ監督が、韓国の監督に意欲を燃やしていることが明らかになった。
ビエイラ監督は24日、マレーシア・クアラルンプールでの会見直後に行われた外信とのインタビュ
ーで「アジア杯終了後は韓国で監督を務めたい」との意向を示した。また「いろんなところからオファ
ーが来ているが、いま最も魅力的なところは韓国だ。韓国はサッカー基盤がよく整備さている聞いて
いる」と強調した。
試合を翌日に控えた監督の言葉とは思えない発言だ。Kリーグ移籍を望んでいるインドネシアのス
ター選手、パム・バン・クエンに続き、もう一人の韓国サッカーマニアが出現したわけだ。
ビエイラ監督は、Kリーグのクラブチームと交渉中であることも明らかにし、「2週間前にKリーグのク
ラブチームからオファーが入った。最初は3チームだったが、1チームは手を引いた。現在残りの2チー
ムと交渉中だ。アジア杯の期間中なので、今すぐに結論を出せる問題ではないし、チームも明かせ
ない」と話した。
ビエイラ監督は実際、最近監督が退任した大田と釜山の次期監督候補に挙がっていることが分か
っている。さらにいくつかのクラブとも接触中だという。
今回のアジア杯の前に、イラクサッカー協会と2カ月の超短期契約を結んだビエイラ監督は、アフ
リカと中東地域で名声を博してきた。特にイラクをベスト4にまで導いたことから、イラクはもちろん、
サウジアラビア、アラブ首長国連邦（UAE）、トルコなどからラブコールを受けている。
一方、韓国との準決勝については「われわれは1カ月前に0－3で負けたときのチームではない。
韓国代表は気を引き締めなければならないだろう」と語った。また「韓国より休みが1日多かった分、
体力的に優位といえるのでは」との質問には、「それは絶対にない」とアジアサッカー連盟（AFC）の
準備不足を皮肉った。ビエイラ監督は「22日にマレーシアに向かうつもりだったが、イラン代表の問
題で宿舎の部屋が準備されていなかったため、23日午後に到着した。しかし、ホテルのロビーで6時
間も待たされた。部屋の準備ができていなかったのだ。深夜1時になってようやく食事をすることが
できた。選手らは長旅とAFCの不手際で疲れ果てている」と不満を漏らした。
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ヒディンク「韓国の監督になりたいという要望を出したことはない」 - 豪州代表監督に 【2005/7/21】
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