【日中】 日本の姿を冷静に正しく伝える中国のテレビ番組「大国崛起」~韓国でも反響[07/19]at NEWS4PLUS
【日中】 日本の姿を冷静に正しく伝える中国のテレビ番組「大国崛起」~韓国でも反響[07/19] - 暇つぶし2ch1:蚯蚓φ ★
07/07/22 21:58:18

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小泉純一郎首相の靖国参拝などによって、最悪の状態になってしまった中日関係。今年4月の温家宝首
相の訪日を中国側は“氷をとかすための旅”と評価した。しかし、その直後に中国社会科学院が北京
と上海などの住民千人を対象に対日観を調査した結果によれば、日本に対して“親しみを感じない”
“ちょっと親しみを感じない”と答えた人が60%を越えた。その理由の7割が“歴史認識の差”だった。

調査を行った劉志明中国社会科学院メディア調査センター長は「日中戦争、侵略国家、残虐行為。こ
のような対日イメージにはテレビなどの映像が圧倒的な影響を与えた」と説明する。劉センター長が
「日本を描く方法としては画期的」と評価したTV番組が去年11月に放送された。中国中央テレビ(CCTV)
の歴史ドキュメンタリー「大国崛起(大国の台頭と言う意味)」だ。

アメリカ、ロシアなど9ヶ国の近代化過程を12回にわたって製作放送したのだ。急速に経済発展をし
ている中国が真正の大国になるために必要な教訓に関する番組だ。“百年維新”という題名が付いた
日本編は評論家である加藤周一など日本と中国の知識人のコメントを挿入して、1853年、外国艦船の
来港から戦後の発展に至るまで日本の歴史を扱っている。力点を置いたのは明治維新だった。劉氏は
「中国人にとって明治維新はミリタリズムの台頭を思い起すからそこには決して肯定的なイメージが
ない」と言う。

日本編は、明治維新時代の産業育成と海外文化受容などを紹介している。第ニ次大戦の敗戦からの再
建も明治維新時期にかたまった人材育成制度などのソフトパワーがあったからだ、と評価する。登場
人物は変革時代のリーダーだった大久保利通、産業育成の観点では渋沢栄一、国家制度の構築という
観点で伊藤博文など3人に焦点を合わせた。一方、中国などでの侵略戦争の歴史に対しては手短に紹介
するにとどまった。

北京駐在日本大使館広報文化センター場である井出敬二公使は「現体制のもとでは微妙なテーマであ
る自由民権運動まで扱った。中国では非常に珍しい事だ」と言いながら、この番組に強い印象を受け
たと言った。関係者によれば、番組製作の発端は2003年11月共産党政治局が歴史学者を呼んで開催し
た研究グループだと言う。テーマは「15世紀以来の大国の発展史」だった。このような動きを知った
CCTV側が番組製作に出たのだ。多くの歴史学者の協力の下、2004年初めから準備して放送までは3年近
くかかった。

日本に留学した経験のおかげで日本編製作に参加した王克力さんは「今まで日本を描く時は戦争が目
立って来た。今回の番組では冷静に正しい日本の姿を冷静に伝えるように留意した」と言った。「一
番切実に伝えたかったことは、外国文化を学んで受け入れようとする強い意欲だった。(約1年10ヶ月
にわたって、政府の中心人物が欧米を視察した)岩倉使節団は象徴的な存在」と強調した。(中略)

評判は国内に留まらなかった。韓国の教育放送は「歴史が客観的に描写されていて韓国でも参考にで
きる」(担当者)と放送権を購入して放送した。サムスン電子では幹部が社員にDVDの視聴を勧めるなど、
放送直後の反響も大きかった。視聴者たちの強い要請で6月25日から再放送が決まった。韓国延世大学
の白永瑞教授(中国現代史)は「中国の歴史研究と教育では最近、愛国主義と多元的歴史観が2大潮流
を成している。中国のために外国の歴史を学ぼうという「大国崛起」にはその二つがお互いに折り重
なっている」と分析して、「日本に対して反日のみを立てるのではなく、肯定的な側面を学ぼうとい
うのだ」と言った。

ソース:東亜日報(韓国語)[歴史は生きている]記憶を作ること
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