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★[社説]アフガンで韓国人集団拉致、外交力を結集して解決を
アフガニスタンで奉仕活動をしていた京畿道盆唐(キョンギド・プンダン)セムムル教会の信徒たちが20日、
現地でイスラム原理主義武装集団のタリバーンに拉致された。タリバーンの報道官は「我々は韓国人18人
を抑留している。彼らは安全な状態で調査を受けており、我々の要求と立場は追って公表する」と明らかに
した。04年6月に金鮮一(キム・ソニル)氏がイラクで殺害された事件の悪夢が記憶に新しいところに、また
イスラム地域で20人に近い韓国人が拉致され、心配だ。
政府は、できるだけ迅速に交渉を進め、彼らが無事に解放されるように外交力を結集しなければならない。
アフガニスタン政府だけでなく米国など友好国にも協力を要請し、現地で拉致された自国民の解放交渉の
経験がある国家の知恵も借りなければならないだろう。
アフガニスタンは、平和維持のために駐留している外国軍隊の撤収を要求するタリバーンの活動のため、
情勢が大変不安定な地域だ。韓国は、イラクとアフガンに軍隊を派遣しており、彼らが無理な要求をしたり、
極端な行動に出たりするおそれもある。アフガニスタンでは、外国人拉致事件も数回起こっている。
国家情報院は2月、タリバーンの韓国人拉致計画に関する情報を関係機関と国民に伝えた。
にもかかわらず政府は、アフガニスタンをイラク、ソマリアに対する「旅行禁止」よりも一段階低い「旅行制限」
地域に分類した。事実上、入国を放置したという批判を受けてもしかたない。
だからといって政府にだけ安全責任を負えと言うことはできない。紛争地域に行く人々は、自ら安全に対する
警戒心を持たなければならない。タリバーンは、世界最大の仏像を破壊するなど、他の宗教を一切認めない
勢力だ。宗教関係者がイスラム地域を訪問する時は、特に注意する必要がある。
韓国人が国際テロの対象になってから久しい。韓国軍の海外派兵や企業の海外進出が増えたうえ、観光、
留学、宣教目的で外国を訪れる韓国人も増加した。身の代金を狙った労働者に対する拉致がしばしば起き、
今年2月、アフガニスタンではユン・ジャンホ下士が爆弾で攻撃を受けて戦死した。政府は、海外滞在の国民
に対する安全対策をもっと徹底的に設け実行しなければならない。
(東亜日報 JULY 21, 2007 03:03)
URLリンク(japanese.donga.com)
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