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『週刊新潮』2007年7月19日号
変見自在 「マスター」 高山正之
朝鮮人が言い出した従軍慰安婦問題が、米下院議会に持ち込まれた。
読売新聞はこんな嘘っぱち決議が採択されたら国辱もの、米議会の「誤解をとけ」と社説で
やっていた。
下院議員は「中古車のディーラーよりややまし」というのが米国での評価だが、それでも
日本の議員よりは遥かにましでちゃんと調査もし、勉強もする。
だから慰安婦問題が真っ赤な嘘なのは百も承知だ。つまり誤解ではなく、故意に朝鮮人の
嘘に乗って日本非難をしている。
なぜか。家に押し入って女をさらって強姦するとマイク・ホンダらが言う手口は、米軍が
フィリピンやベトナム、そして日本でやってきたものだ。
(中略)
そんなところに嫉妬深い隣のおばさんみたいに朝鮮人が日本の悪口を言い立てると、
これ幸いと率先して乗っかって日本を攻め立てる。攻撃は最大の防御というわけだ。
これが米国の本音だ。決して誤解ではない。
では、その米国の「自分の悪事は棚上げし自らを道徳的高みに置いて他国を見下す高慢さ」
を批判してきた欧州諸国が慰安婦問題では、なぜ米国に与して日本叩きに便乗したのか。
それには仏国際経済学者ジャンピエール・レーマンが明確に答えている。
「先の戦争で英仏蘭は日本に負け、捕虜の屈辱を味わい、おまけに植民地を失って、
貧しい欧州の小国に落ちぶれた。一方、負けたはずの日本はいつの間にか世界の大国に
立ち戻った。日本への恨みと屈辱は未だに晴らされていない」
だから日本を貶め、苛められるなら何でも乗ります、という気分なのだと。(後略)
(全文)
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