07/07/19 14:24:45
船旅を通じて国際交流を深める非政府組織(NGO)「ピースボート」と韓国のNPO
「環境財団」が主催するクルーズ船が十八日、釧路に寄港し、
日韓両国の乗船客が釧路湿原で自然環境について学んだり、阿寒湖などでアイヌ民族と交流した。
乗船しているのは両国の六百人。十五日に横浜港を出航し、青森県八戸港を経て釧路を訪れた。
釧路では自由行動や観光ツアーのほか、「釧路湿原での自然観察」「アイヌ民族文化の体験」などの
フィールドワークが用意された。
このうち釧路湿原でのフィールドワークには子供から大人まで約六十人が参加。
NPO法人トラストサルン釧路の杉沢拓男事務局長らの案内で、湿原西側にある鶴居村温根内の木道を散策して、
湿原の歴史や保全活動について学んだ。
一行は釧路町の細岡展望台で湿原を眺めた後、達古武のトラスト保護地区で植樹を行った。
韓国の大学教授ド・ジンスンさん(48)は「日本はビルが集まっているところだと思っていたが、
韓国でも見られないほどの自然があり、古代にタイムスリップしたよう」と感嘆していた。
一行は同日夜、ロシアのカムチャツカへ向けて釧路を出航した。(大矢太作)
ソース 北海道新聞
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