07/07/16 21:52:54
「中国産だけではない。インドとメキシコは勿論、日本産食品にも問題がある。」
中国産有害食品で非常事態になったアメリカでインドとメキシコは勿論、日本、デンマー
クなど先進国の食品も輸入拒否事例が多いことが知られてショックを与えている。
ニューヨーク・タイムズは12日(現地時間)経済面1面に多様な輸入食品の問題事例を報道し
て関連図表を載せ、中国産食品にだけ神経を逆立てた人々を驚かした。インドの胡椒はサ
ルモネラ菌に汚染され、メキシコのカニ肉は食べるにはとても不潔でドミニカの農産物は
殺虫剤のため輸入が拒否された。また、ベトナム海産物にはサルモネラ菌、インドネシア
の海産物とお菓子は不潔でやはり通関できなかった。
問題はいわゆる先進国の食品でも多くの問題点が発見されたという事実だ。デンマークの
キャンデーはラベル表示が間違っていたし、日本の飲み物とスープ、豆などは書類に相違
があった。イタリアの豆と甕入り食品にも書類に問題があった。たとえ衛生とは直接的な
関連がなくても、書類が不確実だということは何より安全性が重要な食品に対する不信を
もたらしている。
アメリカ食品医薬局(FDA)が去年7月から今年の6月まで問題がある輸入食品として通関を拒
否した資料によるとインドが1763件で一番高いことが明らかになり、メキシコが1480件で2
位だった。最近集中的に標的になっている中国は1368件で3位にランクされた。4位はドミ
ニカ共和国(543件)、5位はデンマーク(543件)、6位はベトナム(533件)で、日本(508件)と
イタリア(482件)、インドネシア(460件)が後に続いた。
韓国は順位に入らなかった。同紙は「中国産食品がまな板の上に上がったが、回数だけ見
たらインドとメキシコ産の食品がもっと多い」と指摘し「特にドミニカ共和国の場合828件
の事例中、95%である789件が毒性殺虫剤問題という点で深刻性を与えている」と伝えた。
中国は汚染食品の場合、21%だった。しかし、問題食品の輸入額で計算すれば、中国は38億
ドルでメキシコ(98億ドル)に引き続き2位にランクされ、消費者たちに及ぼす危険性が相対
的に大きい。この部門3位はイタリアで、29億ドルに達した。
同紙はしかし、FDAの資料が過去1年分に過ぎず、他の国々に関する資料は公開されていな
いと指摘した。また調査対象が全体外国製品の1%に過ぎないという点及び数量がどの位な
のか全く把握できないことも問題と批判した。問題食品の輸入額で1位の不名誉を記録した
メキシコ大使館のラファエル・ラビエガ代弁人は「問題になった食品は両国の全体貿易量
に比べて些細な水準」としながら「メキシコの食品政府とFDAの間に緊密な協助を通じて潜
在的な危険まで探し出している」と鎮火に懸命だ。批判論者たちは「不良輸入食品は、も
はやどこか一国の問題ではない。FTAなどで輸入食品はますます増えて行くのに、FDAはま
だ旧時代的思考と政策を行っている」と改善を促した。
ソース:朝鮮日報(韓国語)「中国産だけではない、日本食品も問題」…有害食品非常アメリカ
URLリンク(news.chosun.com)
元記事:China Not Sole Source of Dubious Food By ANDREW MARTIN and GRIFF PALMER
URLリンク(www.nytimes.com)
(訳注:リンク先の部分では日本など先進国の話は出てこない。)
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