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韓国の研究チーム、世界最高水準の次世代太陽電池を開発
化石燃料に代わる世界最高水準の次世代太陽電池(写真)が韓国で開発された。
研究チームは2012年までに性能を2倍程度高めて商用化する計画を発表、
これにより国内独自の技術で次世代エネルギー市場を世界に先駆け占有できるものと期待されている。
光州科学技術院の李光熙(イ・グァンヒ)教授(47)=新素材工学科=の研究チームは12日、
「2000年にノーベル化学賞を受賞したカリフォルニア大学サンタバーバラ校のアラン・ヒーガー教授とともに、
商用化水準に近い6.5%効率のプラスチック太陽電池を開発した」
と発表した。
今回の研究結果は、世界的な科学学術誌『サイエンス』13日版に掲載された。
既存のシリコン半導体太陽電池は電力1ワット当たりの製造単価が2.3ドル(約282円)であり、
これは火力発電や水力発電に比べ 3‐10倍程度高い。
一方、プラスチック太陽電池はワット当たりの製造単価が0.1ドル(約12円)にすぎず、従来の発電システムをしのぐ。
イ教授は
「商用化のためには太陽エネルギーが電気エネルギーへと転換される効率を最低でも7%とする必要があるが、
海外の科学者は5%を超えることができなかった。エネルギーの転換効率を15%まで高め、
2012年ごろの商用化を実現するため、現在国内の電子業界と技術協力について協議している」
と明かした。
プラスチック太陽電池は、植物が光合成をするときのように
太陽光を受けた高分子物質がプラスの電気粒子とマイナスの電気粒子を分離して流すことで電気を発生させる。
ソース:朝鮮日報
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写真:化石燃料に代わる世界最高水準の次世代太陽電池
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