07/07/13 13:53:43
【ソウル=鈴木壮太郎】
韓国のサムスン電子が13日発表した4―6月期決算は、営業利益が前年同期比36%減の
9100億ウォン(約1216億円)にとどまった。
営業利益が1兆ウォンを割り込むのはほぼ5年ぶり。
パソコン向け半導体のDRAM(記憶保持動作が必要な随時書き込み読み出しメモリー)の
価格急落が経営を直撃した。
営業利益が1兆ウォンを下回ったのは2001年10―12月期以来。
売上高は前年同期比4%増の14兆6300億ウォン、純利益は同5%減の1兆4200億ウォン。
営業利益に比べて純利益の落ち込みが少ないのは、テレビ販売が好調な海外法人の利益が加わるためだ。
部門別の営業利益では、主力の半導体部門が67%減の3300億ウォンと大幅に減少した。
DRAMはマイクロソフトの新型基本ソフト(OS)「ウィンドウズ・ビスタ」不振などで供給過剰に陥り、
価格は1―3月期より37%下落した。携帯型音楽プレーヤーなどに使うNAND型フラッシュメモリー
(電気的に一括消去・再書き込み可能なメモリー)は需要拡大で収益が改善したが、
DRAMの落ち込みを埋めきれなかった。(11:47)
ソース 日経新聞
URLリンク(www.nikkei.co.jp)