07/07/12 12:04:26
台風4号北上中…韓日の天気予報、当たるのはどっち?
北上中の台風4号(アジア名:MAN-YI=マンニィ)は今年発生の台風としては初めて
韓半島(朝鮮半島)・日本列島に影響を与えそうだ。
11日に韓日両国の気象庁が発表したところによると、台風4号は11日午後3時現在、フィリピン東
方約1000キロの海上にあり、時速30キロで北西(台湾方面)に移動している。だが、沖縄に達する
13日午後からは進路を東に変え、14日には済州島南部海上と日本の南部に影響を及ぼすものとみられる。
今回の台風がどのくらいの範囲まで影響を与えるかについては、韓日両国の気象庁で予測が違っている。
日本の気象庁は「14日には韓半島内陸部が台風の勢力圏に入る見込み」と予想しているが、韓国の気象庁
は「現時点でそう予想するのは難しい」との考えだ。
韓国気象庁は11日、「台風の中心から半径450キロ以内で風速15メートル(建物の看板が吹き飛ぶ程度)の
強風が吹くとみられる14日午後、済州島の西帰浦南方の海上にも影響がある」とみている。一方、日本の気象庁
は11日、風速25メートル(屋根や瓦が飛ぶ程度)の強風が韓半島南部地方はもちろん、忠清南道北西部の
泰安半島に達する半径800キロの範囲で影響を及ぼす、との予報を出した。台風の勢力範囲について、両国間で
半径が350キロ違うことになる。
現時点では、どちらの予報が当たるのか判断が難しい。現在の科学技術では、3日(72時間)後の台風の影響を
正確に分析するのは事実上不可能なためだ。72時間後の台風の目がどこにあるのか予想する際、韓国では
現在、平均320キロ、米国や日本では270キロ前後の誤差を記録している。
韓国気象庁のユ・ヒドン台風・黄砂課長は「日本は今年から台風の影響範囲を以前よりかなり広く予報している。
台風の目の動きを予報する際、その移動範囲の誤差の可能性まで念頭に置いているため」と説明する。
11日深夜から12日未明にかけ、京畿道高陽市をはじめ中部地方一帯には雷や突風を伴う激しい雨が1時間で
最高50ミリ降った。韓国気象庁関係者は「梅雨明け後、主に北太平洋高気圧の影響を受け、8月上旬から蒸し暑い
日が多くなるだろう」と予想している。
画像:URLリンク(file.chosunonline.com)
ソース:URLリンク(www.chosunonline.com)