07/07/11 00:03:39
下関出身 在日コリアン2世が挑戦
下関市の在日コリアンにとって、今回の参院選はこれまでにない選挙になりそうだ。
同市出身の在日2世で日本国籍を取得した金政玉(キム・ジョン・オク)氏(51)が
民主党公認で比例区に立候補するからだ。(山下知子)
金氏は3歳の時にポリオ(小児まひ)で足が不自由になった。下関市立の小中学校を
経て県立防府養護学校で学び、就職のため上京。現在は障害者団体の事務局次長と
在日本大韓民国民団の職員を兼ねている。05年12月に日本国籍を取得した。
参院選では、障害者差別禁止法の制定と定住外国人の地方参政権獲得を訴えるという。
下関市内で韓国物品店を営む丁美沙枝さん(64)は、市内に住む金氏の姉(61)ら
を通じて同氏の主張を知り、応援している。韓国籍で、選挙権はないが「選挙を通じ、
我々の思いや考えを日本社会に知ってもらいたい」と願う。
地方参政権の獲得は、民団にとっても目標の一つ。県地方本部の李相福団長は
「日本で生まれ育ち、日本人と同じように税金を払っている。義務ばかりで権利がないのは
おかしい」と話す。
在日コリアンの国会議員としては04年の参院選比例区で当選した民主党の白真勲
(はく・しん・くん)参院議員(48)がいるが、通称名や日本語読みの氏名でではなく、
本名のまま立候補するのは金氏が初めてという。民団県地方本部の幹部は「在日
差別は根強く残る。その状況を打破するきっかけになれば」と話している。
(後略)
ソース 朝日新聞
URLリンク(mytown.asahi.com)
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