07/07/10 14:27:16 株 BE:142686443-DIA(125199)
【北京10日時事】新華社電によると、649万元(約1億円)のわいろを受領したほか、偽薬を承認したとして
死刑判決を受けた中国の鄭篠萸・前国家食品薬品監督管理局長(62)の刑が10日午前、執行された。
北京市高級人民法院(高裁)は先に、鄭被告を死刑とした1審判決を支持し、同被告の控訴を棄却していた。
中国は2審制のため、最高人民法院(最高裁)の承認を得て、異例のスピード執行となった。
中国高官の死刑判決が確定し、執行されたケースとしては、2004年の王懐忠・元安徽省副省長の
汚職事件があり、中央指導者では2000年に成克傑・元全国人民代表大会(全人代)常務副委員長の
死刑が執行されている。
中国では幹部の汚職が深刻化しているが、中央指導部は異例とも言える鄭被告の死刑執行を通じ、
腐敗に厳しい姿勢を示すとともに、安全性に内外で不安の声が高まっている中国産の食品・医薬品への
信頼を取り戻す狙いもありそうだ。
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