07/07/10 11:30:25
ソウル地方国税庁が独自動車大手メルセデス・ベンツの韓国法人、
メルセデス・ベンツ・コリアに対する税務調査を行うと通告していたことが、9日までに分かった。
同社は国税庁から最近税務調査の実施通告を受け、早ければ今週末から調査が入る見通しだ。
国税庁は同社がドイツから自動車を輸入する際に価格を水増しする手口で
脱税していたとの疑いを強めている。同社の輸入原価は米国や日本での
店頭販売価格よりはるかに高く、国税当局は利益をドイツ本社に付け替える手口で、
不正に税金を逃れていたとみている。
同社の販売代理店「ユジン&カンパニー」(京畿道城南市)によると、
ベンツの大型セダン「S500L」の販売価格は米国が9092万ウォン(約1217万円)、
日本が1億1115万ウォン(約1488万円)だが、韓国では輸入原価が
1億1469万ウォン(約1535万円)に達するという。輸入原価に税金や
販売利潤を加えると、国内販売価格は諸外国の2倍前後の
2億660万ウォン(約2765万円)にもなる。
自動車業界関係者は「他国の販売価格より高い価格で本社から輸入を行う行為は、
ベンツコリアが計上すべき利益を本社に付け替えたものだ。
節税目的で国内利益を意図的に減らしたとの疑惑につながる」と指摘。
別の業界幹部は「国税庁のベンツ・コリアに対する不当利得調査が他の
自動車輸入業者にも飛び火するのではないかと業界内で緊張が高まっている」と話した。
崔源錫(チェ・ウォンソク)記者
朝鮮日報/朝鮮日報JNS
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