07/07/05 09:57:32
事務室と会社員のワンルームに多く使われるオフィステルが、取り締まりを避けようとする
性売買(売春)事業主たちの標的になっている。
ソウル江南区駅三洞(カンナムグ・ヨクサムドン)の宣陵(ソンルン)駅周辺のSオフィステル。
15階建てのこのビルの4階には、最近まで大部分のワンルームとは違う用途に使われる
部屋が6室あった。女性の友達や一般家庭に遊びにきたような雰囲気の中で、
密かに性売買が行われる現場である「オフィス店」だ。
しかし、表向きはもちろんのこと、インテリアーは一般のワンルームマンションとほとんど変わらない。
「普通の人」が行き来する事務・住居の空間であるだけに出入りする際に周辺の人々を意識したり、
取り締まりを心配したりする必要もない。
ベッドはもちろん、コンピューター、テレビ、オーディオ、ガスレンジなど生活用品がすべて揃っている。
台所には若い人が独身生活をするワンルームのように見せかけるためにラーメンとお菓子もいくつか置いてある。
ソウル水西(スソ)警察では今年1月から最近までこちらでオフィス店を運営しながら、
1900回余りにわたって性売買を斡旋し、2億5000万ウォン余りを受け取った疑い
(性売買斡旋など)が持たれているファン(27)容疑者に対して4日に逮捕状を申請した。
また、同業者のパク(32)容疑者と女性従業員のオ(22、女性)容疑者、顧客だった
K大学独文学科4年生のチョン(26)容疑者など5人を在宅起訴した。
警察によれば、ファン容疑者は、保安を最大限維持するために100%予約を通じて
顧客を受けてきたことが明らかになった。
また、いくつかのインターネットの成人サイトに載せた広告を見て連絡してきた人々にはまず
名品眼鏡店に偽装したオフィステルの事務室に来させ、身元を確認した後「密室の店」に送る緻密さも見せていた。
警察の調査結果、ファン容疑者は店にスチュワーデスとレーシングガールのユニフォーム、
制服、セーラー服、看護士服を用意し、顧客が選んだものを女性従業員に着用させる
ように指示していたことが明らかになった。
警察の関係者は、「取り締まりのために店に初めて入った時は性売買が行われる場所だとは
考えにくいほど平凡なものだった」と述べ、「トイレに歯ブラシやタオルなどが積み重ねて
あるのを見て、性売買用のワンルームであることに気づいた」と話した。
警察はこの6ヶ月間、江南(カンナム)地域の約10ヶ所のオフィステルで、このような
「オフィス店」が盛業中であるとみて、集中的な取り締まりに着手することにした。
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