07/07/10 03:43:50 hhQHWETQ
民主党小沢代表が参議院選挙で野党が過半数の議席を獲得出来なければ政界を
引退すると表明した。政治家として議員辞職というのは最も重い責任の取り方
だ。だが今の時期に表明する事自体理解に苦しむ。選挙の責任とけじめをつけ
たいのなら選挙結果が出てからでも十分なはずだ。なのに今表明するというの
は明らかに情に訴え票を取り込もうとしているに他あるまい。小沢代表のよう
な昔ながらの政治家らしいやり方だが明らかに選挙を愚弄し選挙民を馬鹿にし
ている振る舞いだ。こんなやり方で選挙をしていたから日本はダメになった。
退路を断つとは聞こえはいいが責任放棄に等しい。小沢代表はなかなか選挙の
敗北責任を口に出さない安倍総理とは対極的な立場を印象付けたいらしいが野
党の一党首と総理大臣では責任の重さが天と地との差があるのも事実。世論調
査で野党に追い風だと言うことで選挙結果も出ないまま過半数を取れなければ
辞任すると明言した小沢代表は今国会審議中に選挙支持固めの地方行脚を優先
する為、数多く欠席をするなど国会議員としてあるまじき行為をした。だがそ
の行ないが党内で罰せられる事はなく不問に付された。そのことを見ても野党
の党首が持つ責任度が低い事がよく分かる。もし総理大臣がそんなことをやれ
ば国民からの批判は強くそれこそ辞任ものだろう。確かに今度の参議院選挙は
与党にとって年金問題や松岡大臣の自殺問題などで逆風だし頼みの安倍内閣の
支持率も30%台の低いままでこのままでは敗北する可能性が高い。だが小沢代
表の辞めさせたくなかったら自分に投票してとの考え方はガキの発想と言われ
ても仕方あるまい。選挙とは政策とその実現性を政党同士候補者同士が掲げ国
民に信を問うもの今年の選挙を見ていると本来の理念に一刻も早く戻って欲し
いと強く思う。