07/07/04 23:09:59
新聞眼>>彼女の美しい外見で、火だるまの安倍政権を救うことができるのか？
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防衛大臣の突然の辞意表明で、安倍政権にとって「泣きっ面に蜂」状態で、足場が揺らいできた。
安倍首相は小池百合子を緊急に指名し、彼女の美しさで支持を回復しようとする意図は明らかだ。
しかし、参院選まで4週間を切った中で、支持率は28％と「危険水域」に入っている。
小池百合子ははたして安倍内閣の火消し役としての任務を果たすことができるのか？
多くの政治評論家は、今回の参院選では「消えた年金」問題などで、
安倍内閣にとって厳しい見方をしている。
さらに、この大事な時期に久間防衛相の発言があった。急転直下の辞任劇の後、
安倍が美女を配したのは、内閣のイメージを刷新する狙いがある。
小池は環境大臣の時には、中央官庁に「クールビズ」を導入し、
地球環境を護るという日本のイメージを作り上げた。しかし安保問題では彼女は初心者だ。
小池は李登輝・前総統とも親交が深い。
彼女が防衛大臣に就任した後、台湾との軍事・安保のつながりが深まるかどうか、
これが台湾にとってもっとも関心が集まるところだ。
台湾は当然これに期待をするが、日本の内閣の大臣は基本的に国会議員が就任し、
実務の大局を操るのは課長級の「官僚」たちだ。
まして、安倍政権が誕生してから、中共や韓国との近隣国家との関係が改善されるなど
外交に力を注ぎ、靖国神社不参拝を表明するなど、日本の国家政策は既に明確化されてり、
小池が防衛大臣に就任しても、日本のこれまでの政策は容易には変わらないだろう。
女性が防衛大臣に就任するというのは新鮮だが、現状を変えることはやはり簡単にはいくまい。
★ ソースは、聯合報 [台湾] とかからはしょり気味に訳。
URLﾘﾝｸ(udn.com) （中国語・繁体字）
小池百合子と李登輝の交友 たびたび訪台
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日本の新防衛相となる小池百合子は、日本の内閣の「一輪の花」であり、
かつて国会の選挙で小泉・前首相の「美人刺客」でもあった。
香港の「星島日報」がかつて伝えたところによれば、小池氏は何度も台湾を訪れたことがあり、
李前総統と毎回単身で会談をしており、彼女の名前は李登輝の国家安全局機密費流用事件(*1)にも
頻繁に出現した。
李前総統は、彼女のことを「しとやかな日本女性(*2)」と称賛している。
1998年11月、小池は李登輝と曽文恵の金婚記念パーティーに出席し、祝いの歌を詠み、喜ばせた。
1999年に発生した「921大地震」では、小池は日本を代表して台湾を慰問し、
李登輝自ら対応を行い、各所の調査に同伴している。
小池もまたこれらの恩に報いている。2001年、李前総統が心臓手術のため日本訪問をしようとし、
中共の反対に遭った際に、小池は64人の国会議員に連絡をとり、政府に圧力をかけて訪日のために尽力した。
このときも、李登輝が大阪に到着した晩に会談し、翌日の朝食も共にしている。
★ ソースは、聯合報 [台湾] とかからはしょり気味に訳。
URLﾘﾝｸ(udn.com) （中国語・繁体字）
★ 訳註。
(*1) 李登輝・前総統が総統在任当時に、台湾のCIAに相当する国家安全局の
機密経費を運用・流用し、機密外交を行った―という疑惑のこと。
その中で、「小池氏が訪台した際に、この資金を用いて歓待がなされた」というものがあった。
（本文翻訳の際に省略。98年以降、5回で計209万元を提供あるいは使用したというもの。）
記事中の「香港の星島日報」は、2002年当時、これを盛んに報道したメディア。
(*2) 超意訳。原文は「端莊的日本女人」。