07/07/04 22:18:10
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国内にポータブルゲーム機熱風を起こして来た任天堂DSライト(NDSL)が不法ソフトウェア
の複製によって困惑している。
国内発売開始版を含む50種類以上のタイトルが複製されてただで拡散しており、一部の販
売業者が消費者を対象に、このような不法行為を推奨する行為が広がっている。
3日、関連業界によれば竜山やテクノマートなど電子街で売れているNDSLの中でかなり多数
が`R4'カードとともに販売されていることが分かった。R4はNDSLのゲームパックと同じ大
きさで、小型メモリーを挿入してゲーム機と連結するようにしたカートリッジだ。R4は大
部分、中国産で一時7万～8万ウォンだったが、現在インターネットを通じれば3万ウォン台
で購入することができる。
R4を利用すればメモリーにゲームパッチファイルをダウンロードしてNDSLで駆動すること
ができる。最大50個以上のゲームを入れることができ、PMPでも活用が可能だ。竜山電子街
のある販売店は「NDSLは本体価格が15万ウォンだが、正常品タイトル一つの価格が3万～
4万ウォン水準」と言いながら「NDSLとR4を18万～20万ウォン位で購入すれば100万ウォン
水準を越える数十のタイトルを持つことができる、という点のため消費者たちの反応がよ
い」と明らかにした。
特にNDSLの場合、プレイステーション2やXbox360と違い、不法改造手続きをしなくてもR4
を使えば正常品タイトルの使用やアフターサービスに全然問題がなく、消費者が`不法'と
いう認識を強く持たない状況だ。
業界関係者らはこのような不法ソフトウェアの拡散が任天堂コリアの事業拡張に大きな障
害になると見ている。NDSLの場合、製品本体価格が安く、ソフトウェアの販売を通じて本
格的な収益をあげるしかないからだ。実際にNDSLは5月末まで、27万台で発売開始され、20
万台以上が販売されるなど持続的に販売量が増えているが、タイトルは「スーパーマリ
オ」や「毎日頭脳トレーニング」など初期に発売開始された一部を除けば、期待数に及ぶ
ない。
特に持続的に不法ソフトウェアが拡散する場合、NDSL用タイトル開発に死活をかけている
国内外ゲーム開発企業にも悪材として作用する可能性が大きい。これらの企業は任天堂が
国内で発売開始される製品に対して無条件の「ハングル化」に固執しているため、開発の
ために投資する費用は大きい一方、不法ソフトウェア拡散でオポチュニティ・コストが減
っているという点に大きな負担を感じている。
一方、任天堂コリア側は「不法複製を厳しく取り締まる」と言う立場を明らかにしている
が、現実的に適当な代案がない状況だ。同じ形態の携帯電話ゲーム機であるソニ－のプレ
イステーション・ポータブル(PSP)の事例でもファームウェア・アップグレードを通じて不
法複製を阻んでいるが、利用者たちがほとんど同時に不法ソフトウェア・アップグレード
をしていて実効性は大きくない、と評価されている。
業界のある関係者は「日本で不法複製問題がおきた時も、任天堂はこれといった対策がな
かった」「個別的な取り締まりに対して、国内の集団電子街が相当な対応ノーハウを取り
揃えているほど、任天堂はお手上げでしかない状況」と言った。この関係者は「一度のR4
販売で終わるより、正常品ゲームタイトルの価格が電子街の売上げにも寄与するよう販売
者たちの意識変革が必要だ」と助言した。
ソース：デジタルタイムズ(韓国語)任天堂DSライト、不法複製`お手上げ`50余種類タイト
ル複製されて拡散
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