07/07/02 06:53:24 jAnDjNie
ルーマニア 拉致家族が批判
曽我ひとみさん夫妻の証言によって北朝鮮に拉致された疑いが明らかになったルーマニア人
女性について、ルーマニアの外務省が「調査は外務省の権限を超えている」と家族に伝えていた
ことがわかり、家族は「拉致問題の解決にあまりにも後ろ向きだ」と批判しています。
ルーマニア人の女性ドイナ・ブンベアさんは、1978年にイタリアで行方不明になり、おととし、
曽我ひとみさんと夫のジェンキンスさんが「北朝鮮の同じアパートで暮らしていた」と証言したのが
きっかけで拉致された疑いがあることがわかりました。弟のガブリエルさんは、ルーマニア外務省に
真相の解明を求め、ことし5月、チョロイアヌ外相がガブリエルさんと面会して「政府として拉致を
公式には確認していないが情報機関が調査している」と説明しました。ところが、そのあと、
外務省で領事を担当する局長から「これ以上の調査は外務省の権限を超えている」として
事実上調査を打ち切ることを伝える文書がガブリエルさんに届きました。この文書は、
外相との面会の前の4月付けだったということで、ガブリエルさんは「わたしが外相と面会する前に
外務省としてはすでに問題を解決しないことを決めていたもので、とても悲しい。拉致問題の
解決にあまりにも後ろ向きで、今後は日本政府などの支援を望みたい」と話しています。
URLリンク(www3.nhk.or.jp)
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