07/06/29 10:39:14
今年教育人的資源部が発刊した小学校教科書に、日本の妖怪である鬼が私たちのお化け
として誤って掲載されていたことが判明した。
カン・ウパン一轄韓国美術史研究院長は28日に「これらの教科書が”フングブと欲張り”など
伝来民譚(民話)を紹介する過程で、鬼を堂々と登場させて小学生たちに日帝強制占領期間
に入って来た妖怪を、私たちの固有の伝統文化として歪曲し教えている」と明らかにした。
教科書に登場する”原人の服装に角を出し鉄棒を持っている姿”は民俗学者であるキム・
ジョンデ中央大教授など、研究者たちによって日帝が持ちこんだ鬼の姿だと何回も指摘され
た事がある。
画像:URLリンク(www.donga.com)
民間でもない国定教科書が相変らずこれを無視しているわけだ。鬼は日帝強制占領期間
に日本民譚である ‘こぶとりじいさん’が初等学校の旧国語読本に掲載されたことで、まるで
私達のお化けのように伝わった。
問題の絵が掲載された教科書は、2年生1学期の”国語読み取り”と 2年生2学期の”国語
書き取り”、1年生2学期の”楽しい生活”など。
”楽しい生活”は”フングブと欲張り”中盤から出てくるお化けを、角の付いた鬼として描いて
いる。”国語読み取”でも私たちの民譚である”お化けとゲアム”の話に登場する、お化けが
全て鬼だ。”国語書き取り”でも、こぶとりじいさんと鬼が堂々と描かれている。
ソウルのある小学校でキム某(36) 教師は「子供達と教師は全員、当然私たちのお化けだと
思い学んで教えます」とし「できるだけ早く、教科書の挿し絵を変えなければならないでしょう」
と語った。
教科書編修を担当した、教育省教育過程政策の関係者は「教科書のお化けが鬼かどうかは
分からなかった」とし「各界で自問と検討を経て間違いと確認されれば修正する」と話した。
おもしろい点は”書き取り”と”読み取り”の両教科書で、2005年では角一本生えたオニの姿
が、2006年からは角が二本生えた鬼に変わったということ。
角が二本なら私たちのお化けで、一本なら鬼という俗説を反映したように見える。しかしカン
院長は「この俗説には根拠がない」とし「一本でも二本でも、角の付いた妖怪は鬼」と言う。
これは1941年”小国語読本”に掲載された鬼の姿で確認される。
鬼の原型を見せてくれるオニガワラ(鬼面瓦・オニを形象化した日本瓦)に彫刻された鬼も
やっぱり角を一本、または二本つけている。
写真:URLリンク(www.donga.com)
それなら私たちのお化けとはどんな姿なのだろう。キム・ジョンデ教授は文献と各種民譚
、伝統信仰を土台に「角は無く図体が大きくて、毛がモジャモジャしてペレング(記者注)を
使ってたりする。」と説明した。
お化けがシルム(韓国相撲)を好きなのは、これは我が民族の普遍的な心性を反映した
ものだ。
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記者注1・・・ペレング=細かく割った竹で作った笠。
ソース:東亜日報(ハングル・・・誤訳あったらごめんなさい)
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依頼スレ>>349-350さんの依頼で立てました。
スレリンク(news4plus板:349-350番)