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就職差別解消人権講演 雇用主ら1400人に感銘 2007-06-27
孫が「うちのおじいちゃん、韓国人なんだ」と笑って言える社会に
中央、千代田、文京の各区内をエリアとし都内17の公共職業安定所の中でも
「求人数日本一!」を誇るハローワーク飯田橋(飯田橋公共職業安定所)は、
東京労働局などとの共催で在日韓国・朝鮮人の公正な採用を呼びかける
人権問題雇用主研修会を19、20の両日、中央区の銀座ブロッサムホールで開いた。
同研修会で在日韓国・朝鮮人問題を取り上げたのは、都が2000年から毎年6月を
「就職差別解消促進月間」と制定して以来、これが初めて。
講師は青年会中央本部の康孔鮮会長に委嘱した。
2日間で約1400人にのぼる企業主、人事担当者が受講した。
康会長は学生時代、面接の段階で「うちは外国人を採用していない」と断られた
体験を淡々と振り返りながら、「価値観の違いをお互い大切にし合い、公平・公正な条件のもと
平等に競争できる社会であってほしい」と約1時間半にわたって講演した。
最後は「私が祖父になったときに孫が、『うちのおじいちゃん、韓国人なんだ』って
笑って言えるような社会を夢見ている」と述べ、大きな拍手を送られた。
ハローワーク飯田橋の雇用開発第1部長、渡部昌平さんは
「参加者は昨年より増えている。アンケート結果を見ると、評判もいい」と
確かな手応えを感じていた。
(2007.6.27 民団新聞)
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