07/06/25 11:36:00
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潘基文(パン・ギムン)国連事務総長が、デリケートな外交懸案の当事者らに「苦言」をためらわない
「キムチ外交」を展開している、と米紙ワシントン・ポストが23日付で報じた。
ワシントン・ポストは週末マガジン・パレードに掲載した「潘基文は成功できるか」という
見出しのトップ記事で、潘総長が戦争防止・人権伸張・核非拡散などの難題解決のため、
「唯一の道は外交だけであり、あらゆる紛争は外交的方法で平和的に解決されるべき」と訴えたと報じた。
こうした「外交優先」原則に基づき、潘総長はイスラエルの分離壁設置や
パレスチナのイスラエルに対するロケット砲攻撃をともに強く非難し、
イランには「北朝鮮が核開発プログラムを放棄する約束をしたのを見習うべき」と指摘するなど、
「辛口キムチ」のような忠告をしていると同紙は評価した。なお、潘総長のこうした態度について、
米国国内の対外強硬派と呼ばれるジョン・ボルトン前国連米大使は
「Aプラスの成績を与えられる」と高く評価している。
また、同紙は「潘総長が国連内の不正腐敗や加盟国間の対立を克服し、
世界の貧困や地球温暖化問題を解決する上で寄与する事務総長になる、
という大きな夢を持っている」と評価した。
しかし一方では、本当に「国連を救う事務総長」になれるかはいまだ未知数とも報じた。
ニューヨーク=金起勲(キム・ギフン)特派員 朝鮮日報
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