07/06/24 14:30:39
「実力・信用・教養があればどんな差別も克服できる」
マルハン・韓昌祐会長インタビュー
韓昌祐会長は、自らの健康の秘訣について「休まずに動くこと」だと明かした。
秘書も連れず、1人で動き回る会長は、今でも出張に出かける際、「自分で靴下やパンツまで用意する」という。
「以前は慎ましくおとなしかった家内が、今では年を取って男性ホルモンが出ているせいか、
目が合うだけでも何かと小言を言います。それでわたしが全部やっているんです」
以前、韓日女子プロゴルフ対抗戦を後援したこともある韓会長のゴルフの実力について尋ねてみた。
「82くらいですね。ただし、9ホールでのスコアです」
ひとしきり笑った後、韓会長は「あまりに時間を取られるような気がするので、
特にゴルフに魅力を感じない」と打ち明けた。
韓会長は「日本でも差別が多かった。だが、結局は実力、信用、教養の3点さえ備えれば、
どんな差別も乗り越えることができる」と語った。
そしてインタビューの最後には再び「チャレンジ精神」と「ハングリー精神」を強調した。
最近、日本で自叙伝を出した77歳の会長に、自らの「引退」をいつ頃と考えているのか尋ねてみた。
「わたしは休みたいとはまったく思っていません。仕事をしているときが一番幸せです。
2010年までに売上高5兆円を達成しようと頑張っていましたが、2、3年遅れることになりました。
“世界のマルハン”を築くため、すべきことがまだ山のようにあります」
■キーワード:「パチンコ」=日本国内の店舗だけでも1万6000店余り
パチンコとは、現金やカードを機械に入れて行う「玉打ち」だ。
ハンドルを操作して鉄の玉を打ち出し、パチンコ台に打ちつけられたクギの間を通過し、決められた場所に入れる。
当たりが出ると、決められた穴に玉が入るたびに玉があふれ出てくる。
その玉は、人形や時計などの景品と交換してくれるが、パチンコ売り場の横に小さなブースがあり、
大部分の人がここで景品を現金に交換していく。
なお、「パチンコ」という名称の由来は、玉がクギの間を通っていく際に出る音が、
「パチ」あるいは「パチン」と聞こえ、その後、玉が「コロコロ」という音を立てて落ちていくように聞こえることから、
「パチンコロコロ」、「パチンコロ」などと呼ばれ、それが「パチンコ」として定着したという説が有力だ。
また、カジノを法で禁止している日本ではパチンコが盛んで、
市場規模は30兆円を超え、店舗数は1万6000店余り、パチンコ台は400万台を超えるとされている。
趙正薫(チョ・ジョンフン)記者
朝鮮日報/朝鮮日報JNS
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