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売春従事と中国人ら拉致、パキスタンのイスラム宗徒
2007.06.23 Web posted at: 18:09 JST- CNN/REUTERS
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パキスタン・イスラマバード―
パキスタン内務省によると、イスラマバードにあるイスラム教モスク(礼拝所)を拠点にする強硬派の
若者の宗徒グループが23日早朝、売春に関与しているとして中国人女性を含む計9人を拉致、
モスク内に閉じ込めた。ロイター通信が報じた。
この宗徒グループはアフガニスタンの旧政権勢力でイスラム強硬派のタリバーンの信条に共鳴し、
今年1月に「ラル・マスジッド」と呼ばれる同モスクを占拠していた。パキスタン政府が実力行動で
排除に踏み切った場合、自爆攻撃に訴えると警告している。
内務省は、拉致された中国人は3人と述べた。即時解放するよう要求したとしている。
9人が拉致された場所などは不明。
同モスクの導師はロイター通信に、中国人は7人でうち6人が女性、残り2人はパキスタン人と語った。
「外国人女性がパキスタンに来てモラルに反する行動に従事するのは許せない」とも述べている。
若者の宗徒グループは今年3月、売春宿を経営しているとしてパキスタン人女性3人を拉致、数日間拘束し、
事実を認めさせた後、解放したことがある。
中国大使館は事件に論評していない。パキスタンと中国は友好関係にある。