07/06/22 13:28:40
沖縄戦証言に意欲 元朝鮮人軍夫ら来沖
沖縄戦で亡くなった朝鮮半島出身者の慰霊のために昨年建てられた「恨(はん)之碑」の
1周年記念の追悼式と集会が22日、読谷村で行われる。
行事に合わせ、軍夫として韓国慶尚北道から沖縄に連れてこられ、阿嘉島で沖縄戦を体験した
カン・インチャンさん(86)と、日本軍に徴用されて中国で戦死した父を持つイ・ヒジャさん(64)が来沖した。カンさんは連行の仕方や沖縄戦の様子を生々しく証言し「時間があればもっと話せる」
と集会での証言に意欲を見せた。イさんは日本の教科書検定の問題に触れ、「命あるものは生き残ろう
とするのが本当。生存している証人がまだいるのに、歴史を記録しないのは問題」と話した。
平良修共同代表は「昨年、建立したときに、カンさんが『これで私の恨が少し晴れました』と
涙を流した。未来に恨を残さないことが私たちの切なる願望」と話し、追悼式や集会へ、大勢の
参加を呼び掛けた。
22日は午後3時から恨之碑(読谷村瀬名波587―1)前で追悼会を開く。同7時からは
読谷村文化センターで「沖縄戦を問い直す」と題した集会を開き、カンさんが沖縄戦の証言をする。
参加費は一般1000円、学生500円。 (6/22 10:13)
画像 追悼会や集会への参加を呼び掛けた(左から)カン・インチャンさんとイ・ヒジャさん
URLリンク(ryukyushimpo.jp)
ソース 琉球新報
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