07/06/22 03:09:09
岐阜・高山の金塊強奪 逮捕の男2人が実行か
岐阜県高山市で三月に約二億五千万円相当の金塊が奪われた
強盗傷害事件で、県警高山署捜査本部に盗品等有償処分
あっせん容疑で逮捕された北九州市などの男女三人のうち、
男二人が金塊強奪の実行犯である可能性が高いことが分かった。
現場の防犯ビデオには男三人が金塊を運び出す様子が映っており、
捜査本部は実行犯がもう一人いるとみて捜査を進めている。
金塊は、高山市丹生川町の観光施設「飛騨大鍾乳洞」に併設する
美術館に展示してあった。展示スペースに設置した防犯ビデオに
映っていたのは、いずれもサングラスやマスク姿の身長一七〇
センチ強の男三人。
捜査本部は、逮捕した三人のうち北九州市の男と、福岡県内の
韓国籍の男について、身長や身のこなし方などの雰囲気がビデオ
映像と酷似していることなどから、実行犯の可能性が高いとみている。
北九州市の男は、金塊の一部を東京の業者に売り込もうとしたが、
不審に思った業者が警察に通報した。この男の自宅からは一部が
削り取られた金塊が見つかり、捜査本部が押収した。
男二人とルーマニア人の女は、金塊を売りさばこうとした疑いで
逮捕されたが、金塊の削り取られた部分を小分けにして複数回に
わたって売りさばこうとした可能性もあり、捜査本部は売却先に
ついても捜査を進める。
中日新聞 URLリンク(www.chunichi.co.jp)