07/07/05 14:36:50 QevMNhas
【中国】南京芸術学院主催のコンサート 傍若無人な聴衆を前に、泣き出して公演を中止したフランス人ピアニスト
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演奏がはじまっているにもかかわらず、椅子から跳んだり撥ねたりする子供たち。携帯の着信音は鳴りっぱなしで
話し声や笑い、ときには叫び声が飛びかう客席。
ジャンルが何であれ、中国で催されるコンサートの会場ではごく一般的な状況で、すでに話題にする人もなくなりました。
しかし先月29日に南京芸術学院附設のホールで催されたピアノ演奏会に招かれたフランス人女性には、この光景は少々
きつすぎたようです。パリ国立音楽院から招聘されたピアニスト、布菲(ビュフ?)さんは、一時としてじっとしない聴衆に
心を痛め、演奏中に涙をあふれさせ、公演を中止しました。
中略
こうしたことは今はじまったことではありません。人民大会堂におけるニューヨークフィルの初めての公演時には
演奏がはじまってからでも遅刻して入場する人が後を絶たず、演奏中の入場禁止という決まり事もまったく無視された
状態でした。また話し声や飲食物などの袋をあける音、子供の叫び声は通常のコンサートでは当たり前。これに近年は
携帯の着信音に電話での会話が加わりました。親たちは子供をほとんど叱ることなく、むしろ自身でも写真を撮るのに
フラッシュは焚くわ、ビデオをまわすわの傍若無人。
「観衆」たる中国人はこう言います。
「高尚ぶっているのは一部の専門家ばかり。一般の中国人は音楽家をリスペクトすることはない。
音楽そのものにひれ伏すのだ。親愛なる西洋人たちよ。われわれのために涙を流すことはない。
それよりも中国には中国の観念があり、哲学があることを知ったほうがいい」