07/06/19 19:03:49
カザフスタンなど急成長する中央アジア市場を中国・トルコ・日本に先行獲得される
可能性がある、という指摘が出てきた。 LG経済研究院は19日、こうした内容の
報告書「みすぼらしい韓国企業の中央アジア成績表」を出した。
中央アジアのカザフスタン・ウズベキスタン・アゼルバイジャン・トルクメニスタンの
4カ国は原油・天然ガスなど豊富な資源を土台に急成長している。 しかし昨年これらの
国に対する韓国の輸出は約10億ドル(約9300億ウォン)だった。
中国は57億ドル、トルコは18億ドルの輸出を記録した。
LG経済研究院のオ・ヨンイル研究員は「韓国企業が5-10年後を見据えて現地
駐在員を派遣するなど、市場開拓に動かなければならない」と主張した。
以下は報告書内容の要約。
「米国経済研究機関グローバルインサイトによると、これら4カ国全体の国民総生産(GDP)
は昨年の1400億ドルから2010年には2800億ドル、2015年には4000億ドルに増加
すると見込まれる。 1人当たりのGDPが5114ドルと、最も生活水準が高いカザフスタンは、
家電・自動車市場も急成長している。
しかし4カ国の市場は隣接国の中国やトルコが掌握している。 道路・プラント建設など
インフラ構築分野事業における韓国の実績は1991-2006年の16年間でおよそ6億ドル。
最近は三菱・住友など日本の総合商社が鉄道設備供給事業を獲得し成果を出している。
韓国も中央アジア市場での影響力を高める必要がある」
URLリンク(japanese.joins.com)