07/06/19 10:25:22
韓国の20代前半の若者らの精子が危機に立たされている。精子の数には問題がないが、活発に
動く健康な精子が顕著に減少する減少が5年間続いているのだ。この現象について専門家らは、ヒト
の生殖器系統を主に攻撃する環境ホルモンの影響のためとみている。
18日の延世大医学部の韓相遠(ハン・サンウォン)教授チームの発表によれば、昨年4月から11月に
かけ、ソウル市内の某大学の学生102人を対象として精液検査を実施した結果、精子の「運動性」比率
が平均40%台後半にとどまっていたことが明らかになったという。なお運動性とは、全体の精子のうち、
卵子まで到達することができる健康な精子の比率を意味するもので、世界保健機関(WHO)は50%
以上を「正常」と判断している。
20代男性の精子は、1999年から3年間で平均66%から83%の運動性を示し、2002年から40%台後半
に急激に低下、昨年まで5年連続でWHOの「正常」基準値を下回っている。
韓相遠教授は「運動性の減少は、男性を原因とする不妊の主要な原因となる点を考えれば、非常に
深刻な問題として受け止めなければならない」と指摘した。今回の研究結果は、7月中に最終発表が
行われる予定だ。
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