07/06/14 14:01:24 6ZlzFTZZ
>>1を改変してお伽噺にしてみた。
昔、ある漁村に働き者の兄弟が住んでおった。
兄弟は、町で安く商品を売ることを思いついて、村に大きな工場をた
てた。でも、折角の儲けを減らしたくないので、廃水は処理せず、そ
のまま海にドブドブと捨てておったそうな。
ある日、兄弟が海岸を歩いていると、海から精霊様が現れて、
「お前達の捨てている排水は、この金の廃水か、この銀の廃水か」と
尋ねてきた。正直な兄弟は、「我々の廃水は、この真っ青な廃水で
す」と答えた。
海の精霊様は満足そうに微笑んで、「正直者のおまえ達には、これを
上げよう」と、あたり一面の蟹の山を兄弟に送ったそうな。
…いい話だろ?