07/06/10 16:48:01
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私、キム・ビョンスはデビュー10年目の漫画家だ。今週出た<時事ジャーナル>920号カバーストーリー
「大韓民国、マンガにはまる」は、誤解と歪曲・無知でごっちゃになった'誤った'記事である。マン
ガ業界の人ならすぐに分かる程度に水準と内容がどちらも足りない。
特に主要取っ手を担当したフリーランサーのチェ・ミンジュ記者はマンガに対する基本的な常識もな
しに記事を書いたことが明らかだ。次はチェ記者が書いた記事だ。「復活した<テコンV>は最短期間に
最多観客(70万名)を動員して韓国マンガの歴史をまた書き加えた。(以下省略)」<テコンV>は'マンガ
映画'で'マンガ'ではない。チェ記者は、マンガとマンガ映画も区別することができないわけだ。
(中略>>2-4のあたり)
ユン・チヒョン記者はチェ記者よりましだが、いくつかの部分では浅い知識と取材水準を現わす。
(中略)ユン記者は「日本マンガ出版社の場合、内需市場だけでも収益創出が可能で輸出に熱心では
なかった」と韓国マンガが世界市場に積極的に進出する一方、日本マンガは相対的に世界市場で何の
関心もないような雰囲気だという。日本マンガは確かに内需市場だけで収益創出が可能だが、輸出に
不熱心という部分は再考の余地がある。現在、我が国のコミックス単行本市場の80%以上が日本マンガ
だ。台湾をはじめとした東南アジアでは自国作家のマンガをほとんど捜せないほど、日本マンガが市
場の大部分を掌握している。私が2000年アングレーム、マンガフェスティバルに行って立ち寄ったフ
ランスのあるマンガ書店コミックスコーナーは一面全体が日本マンガだった。我が国のマンガは李賢
世(イ・ヒョンセ)の作品集が唯一だった。日本のマンガ出版社が海外市場を自ら開拓するのに疎か
ったことは事実だが、アジア圏を中心に海外市場が日本のマンガを先を争って輸入したから、敢えて
自ら開拓する必要もなかった、というのがもっと正確な診断だ。日本のマンガ出版社は、最近内需市
場が景気悪化に陥って北米市場を含む直接配給するなど海外市場開拓に積極的に出ている。
同誌のカバーストーリーで一番きまり悪いコーナーはマンガ評論家と同時に言論学博士、孫相翼(ソ
ン・サンイクさんの文だ。孫さんは「誰にも開かれたファンタジーの箱」というタイトルの寄稿文で
「李元馥(イ・ウォンボク)教授の学習マンガ<遠い国近い国>は今まで500万冊以上売れて建国以来最
高のベストセラーに上がっている」と明らかにしている。しかし、この内容は現時点では間違ってい
る。<マンガで見るギリシャ・ローマ神話>は2000万部近く売れた。一方<遠い国近い国>は1987年出版
されてから20年間およそ1000万部が売れたと推算されている。<遠い国近い国>が20年間で積みあげた
記録を<マンガ、ギリシャローマ神話>は5年内外の短期間で2倍にも達している。
<時事ジャーナル>が記者たちのストライキ以後、外部筆陣者を引き入れて発行を続けているという。
水準がちょっと落ちたのかもしれないと考えたが、このように常識外の文で満たされた記事をカバー
ストーリーに配置することは想像もできなかった。
ソース:ohmynews(韓国語)<時事ジャーナル>のでたらめ記事(抄訳)
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