07/07/01 12:45:49 eHmNzWFl
■ 中国の『空母建造計画』と、『上海リニア』の知られざる関係 ■
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本格的な空母を建造するためには、固定翼機を高速で射出するカタパルトの装備が不可欠ですが、中国にはその技術がありません。
今のところ、艦載機用カタパルトの技術を持っているのは、アメリカだけです。これは富士急ハイランドの絶叫コースターと同じ(笑)スチーム式のものですが、原子力空母の場合、スチームがふんだんに使えるためにカタパルトの動力としてはうってつけなのですね。
で、その技術を持たない中国はどうしようとしているのか。
我々は、恐らくリニアモーターカーの技術を応用して、独自のカタパルトを製造しようとしているのだ、と見ています。
中国は2003年に上海の空港と市街を結ぶ区間で、ドイツのトランスピット方式を採用したリニアモーターカーの路線を敷設しました。
そうです。このリニアモーターカーというのもその構造上、空母のカタパルトとしてうってつけのメカニズムなんですよ。
原子力空母はスチームと同じように、大量の余剰電力も持っています。電気で効率良く発射させるリニアカタパルトは、機関の圧力を気にしなくて良い分、アメリカのスチーム式カタパルトよりも有利かもしれません。
実際、上海のリニア路線は当初の計画からして採算の見通しが立っておらず、現在も乗客の姿はまばらであり、赤字が噂されています。
しかし、念願の空母建造のためのデータ採取として考えれば、中国は充分に元をとったのでしょう。
日本のJRでは、このトランスピット方式よりもさらに効率的なリニアモーターカーの実験を重ねていますが、こういった胡散臭いことをやる国家には、むやみに技術供与などしないでいただきたいものです