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没収の旧日本漁船からアンモニア漏出、露船員1人死亡
【モスクワ=瀬口利一】
ロシア極東カムチャツカ州のペトロパブロフスクカムチャツキー港で7日、
露国境警備当局が違法操業を理由に拿捕、没収した旧日本漁船から大量の
アンモニアが大気中に漏れだし、ロシア人船員1人が死亡、5人が不調を
訴えて入院した。
インターファクス通信によると、原因は不明だが、船内に積んでいたアンモニア
5トンのうち、2トンが大気中に漏れ出た。州当局は船を沖合に引航、
周辺住民に、窓を閉じて外出を控えるよう呼びかけた。
この船は北海道釧路市の船主が所有していた第53富丸とみられている。
同船は昨年11月、ベーリング海のロシア排他的経済水域で露警備艇に拿捕され、
その後の裁判で、露側に没収された。
(2007年6月7日18時47分 読売新聞)
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