07/06/07 23:43:56
世界選手権大会 男子惨敗
世界化の証と喜ぶ人たちも
テコンドーは韓国が誇る国技だ。2500年前の古代国家で誕生し、新羅や高句麗のエリート軍人らが磨き上げた伝統武術だ。
その韓国テコンドーが惨敗した。5月22日に中国北京で閉幕した第18回世界テコンドー選手権大会で、韓国勢は史上最悪の成績を記録した。
男子は八階級のうち、何とか一つの金メダルを取っただけに終わった。金3個を取った女子の善戦がなければ、「総合優勝」を逃すところだった。
過去17大会で、韓国が総合優勝を逃したことはなかった。
非難は噴出した。
マスコミは韓国テコンドーの威信失墜を案じ、原因究明に躍起になっている。
オリンピック金メダリストの文大成東亜大教授は「ほかの国々は第一目標を韓国選手において、徹底分析する。それに比べ、韓国は明確な対策をとらなかった。
今年から適用された四審制と国際的な変化の流れを読みきれなかったようだ」と分析した。
韓国は油断していた。国内予選戦は国際ルール改正以前の3審制で行った。
3審制は攻撃よりも防御に長けた選手に有利なシステムとして批判されてきた。相手の攻撃をよけて蹴り返す技を得意とする選手ほどポイントをとりやすい。
これでは派手な蹴り技の応酬を特徴とするテコンドーの醍醐味は感じられない。
4審制は攻撃的で、フォームの大きい選手に有利だ。3人の審判が同時に認めればポイントになるため、先制攻撃が成功すればポイントを得る確率は高くなる。
返し技は、よほど強く当たらなければポイントとして認めないという暗黙のルールがあるという。
国内の厚い選手層が、むしろ副作用として働いているという見方もある。出身校や地域間の派閥ができ、審判によって判定が変わることもある。
ほかのスポーツよりテコンドーで誤審が多い背景として挙げられる。
今大会の代表選手のうち、2005年のマドリード大会出場者は2人だけだった。世代交代が進んだともいえるが、選手の国際試合の経験は、
相対的に不足している。
また、今大会の延長戦までもつれ込んだ試合では、韓国人選手のほとんどが敗れた。
経験と体力が不足していることは明らかだ。
一部では国内のテコンドー団体が、公認団証書の発給など、収益事業にのみとらわれ、競技力の向上と選手管理をおろそかにしていたという批判も挙がっている。
韓国テコンドーの凋落を肯定的に受けとめる人々もいる。
オリンピックや世界選手権などの国際大会で、韓国人選手によるメダル独占が崩れたことは、テコンドーの世界化の指標になるというのだ。
世界テコンドー連盟(WTF)もこの結果を喜んでいる。テコンドーが世界文化遺産、オリンピックの永久種目になるには、韓国の犠牲は望ましいという。
「金メダルがバランスよく配分された。特にアフリカのマリと中南米のメキシコ、キューバといった国々に金メダルが渡ったのは、誰から見てもテコンドーが世界のスポーツになったことの証明になる」
WTFの趙正源総裁は北京大会を「大変成功した大会」と評価した。
韓国の指導者と選手は、このようなWTFのコメントを受け「韓国が判定で差別を受けている」と訴える。
不動の世界1位を自負してきた韓国テコンドーは崩壊した。しかし結果を「惨敗」と評する以前に、テコンドーをだれが見ても面白く楽しめるスポーツにすることの方がもっと重要ではないだろうか。
最優先事項は、韓国人が「テコンドーは無条件金メダル」という認識から脱却することだ。
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ソース:統一日報
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