07/06/05 22:57:07
■残留日本人成りすまし、認める供述
中国残留の日本人水崎秀子さんをめぐる成りすまし事件で、逮捕された主犯格の中国人の男が、
警視庁の調べに対し、95年に水崎さんとして日本に入国した女性が偽物だと認める供述をしている
ことが新たにわかりました。
この事件は、先月、中国残留の日本人、水崎秀子さんの家族に成りすまし日本に入国した中国人の
元ブローカー、林訓文、本名、林同文容疑者(59)らが逮捕されたものです。
警視庁は今月2日、不法滞在の疑いで林容疑者を再逮捕して調べを進めていますが、その後の調べに対し、
「自分の母親を水崎さんに仕立て上げ密入国した」と、95年、水崎さんとして日本に入国した女性が偽物だと
認める供述をしていることが新たにわかりました。
また、水崎さん一家に成りすまして日本に入国した動機について、「中国でうなぎの養殖事業に失敗し、
借金を返済するためだった」と供述しているということです。
一方、林容疑者は、水崎さんに絡み57人の中国人を日本に密入国させる計画でしたが、実際に日本に
入国できたのは6人だけでした。
林容疑者をはじめ、日本に入国した偽「水崎秀子」の一族は、ほとんどが強制送還される見通しですが、
警視庁は密入国の実態について、さらに調べを進める方針です。(05日10:56)
URLリンク(news.tbs.co.jp)