07/06/05 22:20:50
中国人被告の控訴棄却 栃木の5億円強奪事件
栃木県下野市の運送会社事務所で2004年、約5億4250万円を
奪った実行犯として、強盗罪などに問われた中国籍の金光被告(27)の
控訴審判決で、東京高裁は5日、懲役11年(求刑懲役15年)とした
1審判決を支持、被告の控訴を棄却した。
警察庁によると、被害額は現金強奪事件としては過去最高で、
長岡哲次裁判長は「奪った金は非常に多額で運送会社は
現金輸送の仕事ができなくなった。自首したことを考慮しても
1審の刑は不当ではない」と判決理由を述べた。
判決などによると、金被告は元暴力団組員永沼憲広被告(39)=
同罪などで懲役18年、罰金300万円、控訴=らと共謀。04年10月
17日午後、東武運輸栃木(現東武運輸プリヴェ栃木支社)に押し入り、
従業員2人をビニールコードで縛って現金を奪うなどした。
被害額は1994年に神戸市で起きた旧福徳銀行神戸支店の現金輸送車
襲撃事件の5億4100万円を上回った。
共同通信 URLリンク(www.47news.jp)