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(東亜日報)ときおり、日本の美術月刊誌「芸術新潮」を見る。1950年に創刊されたこの
雑誌は、歴史と権威を誇る日本の代表的な美術雑誌だ。数日前、2007年1月号を広げて見た。
「台湾故宮博物院の秘密」と言う特集記事が載っていた。3年間の全面改修及び補修作業を
終えた故宮博物院の再開館(2月)を控えてこの博物館のすべてのものを紹介する内容だった。
全体170余ページのほとんど大部分が台湾故宮博物院の記事だった。故宮博物院の歴史と所
蔵遺物、再開館特別展内容、博物館の人々、周辺旅行及び食べ物ガイドまでそれこそない
ものがないほど詳細で緻密だった。確認していないが台湾でさえこんなに膨大で深層的な
特集記事を載せた雑誌があるかどうかわからない程だった。多くの考えが頭をかすめた。
2ヶ月前本報の‘本で読む大韓民国’で‘文化芸術踏査記30選’を選定する時だった。国内
で出版された踏査記を探してみたが、まともな日本文化芸術踏査記は捜すことができなか
った。西洋と中国のはかなりあったが、日本の場合は大部分単純な旅行記だった。日本は
我が国と交流が多かったし、同時に一番骨身にしみる過去を結んでいる国だ。それだから
こそ私たちは日本をもっとよく知らなければならない。
それなのに日本の文化芸術を踏査して書いた本がないなんて驚かざるを得なかった。日本
の至文堂出版社は1966年から今まで、毎月一冊ずつ伝統美術分野のテーマを決めて「日本
の美術」と言う本を月刊誌のように出している。今まで発刊された本はおおよそ492冊。こ
れだけではなく‘文化遺産’‘日本遺産’‘日本の美を探して’のような季刊誌や週刊誌
そして博物館、美術館を紹介する隔週刊誌が整然と並ぶ。
しかし、私たちには書店で買って見られる伝統美術や文化財専門教養雑誌がほとんどない。
一部では気を使っているが恥ずかしいという言葉さえ言いにくい現実だ。これだから自国
の博物館でもない台湾故宮博物院をそのように緻密に紹介した日本の月刊誌は驚きを通り
越して恐ろしさを感じる。
1980年代、日本のNHK放送はバチカン・システィーナ聖堂の天井画である‘天地創造’の保
存処理費用をまかなって撮影圏を得た。このためNHKの許可なしには天井画の写真撮影は不
可能だ。2005年フランス・ルーヴル博物館に‘モナリザ’のための独立ショールームを作
る時も、600万ドルの費用全額を日本のNTV放送が出した。知られていないがここにも何か
条件が隠れている可能性が高い。万一、やがて日本がフランス・パリ国立図書館にある私
たちの世界最古の金属活字本‘直指心経(チッチシムギョン) ’の保存処理費用を払って
閲覧及び撮影圏を独占するのではないか。つまらない想像で終わることを期待するが、伝
統文化専門雑誌一つまともにない韓国の現実がいつまでも気にかかる。
イ・クァンピョ記者
ソース:東亜日報(韓国語)[本の世界風景]羨ましさを過ぎて恐ろしい日伝統文化雑誌
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