07/05/31 18:12:03
薬品使用を知らず=責任はパナマ側に-せき止めシロップ問題・中国政府
中国政府は31日、中米パナマで中国製原料を使ったせき止めシロップを
服用した市民が多数死亡した問題について、有毒物質をスペインに輸出した
北京の貿易会社がパナマで薬品として使用されたことを知らなかったとの
調査結果を発表、中国側の関与を否定した。記者会見した国家品質監督
検験検疫総局の魏伝忠副局長は「パナマの会社が(物質の)使用範囲を
変えた」と述べ、責任はパナマ側にあるとの見解を示した。
一方、同総局はパナマでせき止めシロップと同じ有毒物質が含まれた
中国製練り歯磨きが発見された問題に関しては「毒性の低い物質だ」との
分析結果を発表。大量に摂取しなければ問題はないと明らかにした。
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