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加古川ミニ・マダン：在日外国人との共生考える－－別府中で来月２日 ／兵庫
◇講座や料理など交流
異文化との交流を通して在日外国人との共生を考える集会「第５回なかよし『加古川ミニ・マダン』」
（同実行委員会主催）が６月２日、加古川市別府町の市立別府中学校で開かれる。
東播磨地域に住む在日コリアンなど約７０００人の在日外国人の子どもたちと、日本人の子どもの
教育問題に取り組む県在日外国人教育研究協議会（県外教）による１２回目の在日外国人教育講座も
兼ねている。「交流」にふさわしい、韓国・朝鮮語で「広場」を意味する「マダン」として０３年から
開催。在日本朝鮮人総連合会（朝鮮総連）加印支部、在日本大韓民国民団（民団）東播支部、部落
解放同盟加古川市支部連絡協議会が協賛している。
「在日外国人が本名（民族名）で学び、共生できる学校・社会をつくろう！」をテーマに、午前
１０時からの第１部は教育講座（午前１０時）。在日コリアン青年による対談や在日ペルー人高校生の
意見発表などがある。午後１時からは、毎年秋に高砂市で開く「東はりまマダン」の軌跡をたどった
人権啓発ビデオ「ひろがれチャンゴの響き」を上映。ステージ公演では別府中学校吹奏楽部の演奏や
加古川市内の小学生によるチャンゴ（杖鼓）演奏、韓国舞踊などがある。
チヂミ、キムチ、ホルモン料理やベトナムなどの料理も味わえる屋台も出店。参加費は第１部のみ
５００円（資料代含む）。 【成島頼一】 〔播磨・姫路版〕
毎日新聞 2007年5月29日
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