07/05/28 21:34:35
◇安倍首相の「慰安婦」問題についての発言に関する質問主意書
右の質問主意書を提出する。 平成一九年五月二五日
★長いので中略(後述の英語部分についても書いてあるので良かったら見てください)
慰安婦問題をはじめとする日本の人権問題は、米国の議会や世論にとって、今後の日米関係を大きく
左右しかねない重大関心事となっている。
安倍首相が四月三日、ブッシュ米大統領に電話で「自分の真意や発言が正しく報道されていない」と
伝えたと報道されているが、日本国民にとっても、安倍首相の発言が正しく翻訳され、正しく米国側に
伝わっているかどうかを検証するのは、必要な作業であると思われる。
その結果、正しく伝わっていないのであれば、あらためて米国に向けてメッセージを送る必要があると考えられる。
従って、以下、質問する。
一 《ニューズウィークでの安倍首相の発言》について
1 安倍首相のいう「われわれ」とは、具体的に誰を指しているのか。
2 安倍首相のいう「われわれ」には具体的にどのような責任があるのか。安倍首相の見解を示されたい。
3 その責任に対し、安倍首相のいう「われわれ」は具体的にどのような行為をしてきたか、
また今後していくべきと考えているか。安倍首相の見解を示されたい。
二 《ブッシュ米大統領との記者会見における安倍首相の発言》について
1 安倍首相は、このときの記者会見を英語で発言したのか。日本語で発言し、通訳を使っているのであれば、
該当箇所について日本語の原文を示されたい。
2 安倍首相はこのとき、誰に対して、どのように謝罪を表明したのか。安倍首相の見解を示されたい。
3 安倍首相の発言における「my people」とは誰を指すのか。安倍首相の見解を示されたい。
三 安倍首相の「われわれは責任がある」「expressed my apologizes」という発言の通りであるとすれば、
政府は、三月一六日付答弁書の《答弁A》を撤回する意志はあるか。
四 安倍首相の「われわれは責任がある」「expressed my apologizes」という発言の通りであるとすれば、
政府は、二〇〇七年五月二八日現在の時点の認識で、「軍や官憲によるいわゆる強制連行」はあった、と考えるか。
ないという認識であれば、その根拠を示されたい。
五 安倍首相の「われわれは責任がある」「expressed my apologizes」という発言の通りであるとすれば、
安倍首相は、二〇〇七年五月二八日現在の時点の認識で、「官憲が家に乗り込んで人さらいのように
連れて行くような強制性は」あった、と考えるか。ないという認識であれば、その根拠を示されたい。
六 安倍首相の「われわれは責任がある」「expressed my apologizes」という発言の通りであるとすれば、
安倍首相は、二〇〇七年五月二八日現在の時点の認識で、「当初、定義されていた強制性を裏付ける
ものは」あった、と考えるか。ないという認識であれば、その根拠を示されたい。
右質問する。
ソース:辻元清美のつじもとWEB
URLリンク(www.kiyomi.gr.jp)