07/05/28 09:13:46
インド、中印国境地帯の兵力増強か
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インド軍が中国との国境地域に兵力を増強していると北京の青年参考が27日付で
報じた。
報道によるとインド東部軍区司令官(中将)が最近両国の国境地帯を視察したが、
その目的は両国の国境地帯の安保状況を把握すると同時に、国境に配備された
インド軍の戦闘態勢を高めるためだという。
そのためインド軍は国境に第4軍の山岳戦部隊を派遣することにし、3か月以内に
実際の国境付近に部隊の宿営地を設置する計画だと青年参考は報じた。
同時にインド第4軍情報部隊は情報監視統制システムを国境線付近に配置する
ことにした。このシステムは映像と音響探知施設で国境線付近のあらゆる動きを
把握できる先端機器を使用しているという。
さらにインド国境警備隊は巡視の回数を増やして戦闘準備態勢のレベルを高め、
どのような状況が発生しても十分な対応ができるように備える方針だ。
両国国境地帯出身のインド議会議員によると、最近中国軍はインドとの国境地帯
から20キロの地域にまで進出していると主張しており、インド外相も両国の国境線が
未だ確定していないと警告している。
これらの発言はインド軍に大きな圧力として作用していると青年参考は指摘した。
青年参考はインド軍増強のペースが速いと指摘し、その実例として最近核弾頭の
装着が可能な射程距離180キロのクルーズミサイルを今年中に陸軍に配備すると
発表した点を例にあげた。
インド陸軍はこれらのミサイルを砲兵部隊に配備し、一般の砲と共に作戦を遂行
する方針だという。
ミサイルは部隊ごとに4基ずつ配備され、30秒以内にお互いに異なる目標に向けて
12のミサイルを発射できる能力を持つ。
インド陸軍は計80基の移動式発射台を保有する計画だ。これらはパキスタンや
周辺国にとって軍事的脅威になると青年参考は報じた。
NEWSIS/朝鮮日報JNS