07/05/26 03:04:45
日中両政府は二十四、二十五の両日、東シナ海のガス田開発をめぐる第八回局長級協議を
北京で開いた。佐々江賢一郎外務省アジア大洋州局長は協議終了後、記者団に対し、中国側
から共同開発に向けた新提案が公式にはなかったことを明らかにした。
佐々江氏は「共同開発に向けた基本的な考え方について、(日中が)突っ込んだやりとりを
行った結果、理解が深まってきた」と説明。ただ「原則的な考えで日中の一致はない」と述べ、
依然、共同開発の対象海域などをめぐり協議が難航していることを示唆した。
また、東シナ海で日中間の不測の事態が生じないように、海上保安庁と中国国家海洋局に
よる連絡体制強化に向けた協議を推進することで合意した。
今回の協議には、日本側から佐々江氏と望月晴文資源エネルギー庁長官、中国側から胡
正躍外務省アジア局長らが出席。次回協議は六月下旬に開かれる。
東シナ海のガス田開発をめぐっては、中国側が、日中中間線付近の「白樺」(中国名・春暁)
など四ガス田を中国側海域で単独開発。日本側はこの四ガス田を共同開発対象に含めるよう
提案しているが、中国側は拒否している。
URLリンク(www.hokkaido-np.co.jp)
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【日中】 東シナ海ガス田:日中政府間協議 中国の新提案が焦点 [05/24]
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