07/05/25 19:01:46 BE:60630252-PLT(11111)
我が国が25日「夢の艦艇」と呼ばれるイージス駆逐艦を保有するようになったが、これからこの艦を運用する上での障害が
少なくないと言う指摘が出ている。
この日、蔚山の現代重工業で進水式が行われて威容を現わしたイージス駆逐艦世宗大王艦(KDX-Ⅲ.7千600t級)は
完装費が1兆ウォンに達する高価な先端武器であるがゆえの膨大な運用費のみならず、高度な熟練度を要求する整備
力も必要だからだ。
◇運用維持・補修費用調逹 = 高価な先端装備であればあるほどこれを運用するのに莫大な予算が必要だ。高価な
装備であるだけに部品値段も高い。
現在1隻しかないイージス駆逐艦で装備が故障すれば、他の同型艦の部品を抜いて整備するいわゆる「使いまわし」が
不可能であり、全て製造国から買って来なければならない。
アメリカの場合、7千600t級イージス艦1隻を運営するために、年間300億ウォンの運用維持費用を使っていると関係者らは
説明する。米軍とわが軍が補修体系などで差があり、このような規模の予算を投入することは無理だが、相当な費用が必要
だということだけは明らかに判る。
海軍や防衛請負業者などが詳しく説明していないが、世宗大王艦を完装するのに使った研究開発コストはおおよそ1千億
ウォンを越えると推測されている。
普通、わが軍が年間装備維持予算で開発コストの4%を策定している慣行を勘案すれば、世宗大王艦の年間装備維持
費用は最小でも40億ウォンを上回るという試算が出来る。
他の関係者は「イージス駆逐艦を初めて運用するので装備維持予算が思ったよりたくさん必要となる可能性がある」とし
「だが同じ予算を安定的に確保できるようになれば、イージズ駆逐艦の戦闘力が倍加されるだろう」と主張した。
海軍の高位関係者も「運用維持及び補修などに必要な予算確保が悩み」と話した。
◇装備運営人力の教育・訓練体系 = 海軍予備役中将のAさんは「世界最高の先端技術装備を持つようになったことで、
教育訓練体系の確立が一番急ぐ課題だ」と話す。
イージズ駆逐艦の構成要素のうち、イージス戦闘体系を運営する要員を養成し、訓練する体系を急いで用意しなければ
ならないということだ。
先端技術がすべて網羅されたイージス戦闘体系は、アメリカのロッキードマーティンが製作したため、装備運用要員などは
一定期間アメリカの製作会社で教育を受けなければならない。
装備運用要員らが教育訓練を十分に受けることができない場合、高価な先端装備を故障させるか恐ろしくて装備におろそかに
近付くことができない可能性もある。心理的な圧迫が大きければ実際の作戦や戦闘で力量を発揮することができないという
ことは明白だ。
もちろん装備運用要員の教育、訓練体系確立にも莫大な予算が必要だと専門家たちは説明する。
(>>2以降に続く)
ソース:東亜日報(韓国語)
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