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日中友好協会名誉顧問、日中関係のため寄与していくと表明
日中友好協会の野中広務名誉顧問(元内閣官房長官)は22日、中国中部の都市・成都で、
日中友好協会は日中関係を発展するため寄与していく、と表明した。
これは野中氏が中日友好協会の宋健会長と会見した際、述べたものである。野中氏はその中で、
「日中関係は過去数年間『政冷経熱』(政治は冷たく、経済は熱い)という状況だったが、
去年10月安倍晋三氏が首相に就任してから初の中国訪問を成し遂げて、両国の関係が好転してきた。
今年4月、中国の温家宝総理の日本訪問も大成功だった。両国の指導者はこれからの日中関係の
発展における方針を定めたことから、我々も日中関係の発展のため寄与していきたい」との考えを
示した。
これに対して、宋健会長は、「中日両国の指導者の相互訪問は、中日関係の発展のために新しい
希望の扉を開けた。中日両国の友好協会は今後も引き続き協力し、政治と経済、文化、体育などの
分野における全面的な発展を推し進めていく」と語った。
「CRI」より2007年5月23日
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