07/05/24 12:41:10
1週間に3‐4日、清渓川を散歩するというチェ・ヨンシンさん(50)は最近、下流に行くほどやり
切れない気持ちになるという。竜踏駅区間から中浪川と合流する地点まですさまじい悪臭が
漂っているからだ。チェさんは「暖かくなってきたら悪臭がさらにひどくなった。夏になったらも
っと悪化するだろう」と話した。
大勢の訪問客が訪れる清渓川の上流とは違い、清渓川下流区間は汚染がひどく、住民から
の苦情が相次いでいる。
22日、清渓川の竜踏駅近くの橋。橋の下には緑色のヘドロが浮いている。階段のような形を
したコンクリートの構造物や散歩路の近くにはビニール袋などたくさんのゴミがたまり、虫がわ
いて悪臭が漂っている。中浪川と合流する清渓川下流の最終区間も同じような光景だ。
近所に住むキム・ミンギュさんは「上流から流されてきたゴミがここにたまっていることが多い。
なかにはここにゴミを捨てていく人までいる」と話した。
清渓川の下流にこのような現象が発生している理由は、中浪水再生センターにつながる下水
管路の上のコンクリート水利施設のため。階段のように落差のある堤防形態の構造物により、
水の流れが突然悪くなっているという。竜踏駅‐中浪川合流区間に二つあるが、この付近で水が
停滞し、ヘドロが発生し始める。
しかし現時点ではヘドロやゴミを取り除くこと以外にこれといった対策はないという。
清渓川管理センターは「下流の堤防は清渓川復元前からあったもので、中浪水再生センター
につながっているため、整備工事の際も除去できなかった。その代わり、1週間に1‐2度、浮遊
物などを取り除いている」と説明した。
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