07/05/24 00:22:50
■スーダン・ダルフールの虐殺が止まらない原因に「石油」の存在があります。
北アフリカ・スーダンのダルフールの虐殺は、なぜ止まらないのか。その原因には「石油」があります。
少し前まで、首都のハルツームで最も込み合った市場は、新たに高速道路に生まれ変わった。
原因は「石油」で、首都での新たな富の誕生が、ダルフールの悲劇を忘れさせている。
オサマ・アブデル・ラティフさんは「政治とビジネスは、分けて考えるべきだと思いますね」と話す。
オサマさんは、中国の資本で、大規模商業センターを建設している。
中国は、スーダンの石油の3分の2を購入する最大の貿易関係国で、建設現場には中国人の姿があふれ、
首都でのビジネスには、中国語の修得が欠かせない。
逆に言えば、中国側は、スーダン政府のご機嫌取りのため、国連の平和監視部隊がダルフールに入るのを
妨害している。
ハーバード大学の人権問題専門、サマンサ・パワー教授は「スーダンは、多くの国が虐殺より石油が大事と
思うだろうと考えていますから」と述べた。
貿易上の関係が、スーダン政府への態度を甘くしているといえる。
さらに中国は、スーダン政府に武器も売却している。
中国が欧米などから批判されているのは、まさにダルフールの人命を見捨てることで、石油を買っている点にあるといえる。
[24日0時17分更新]
Fuji News Network.
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)
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