07/05/23 23:37:42
URLリンク(img.hani.co.kr)
今月16日、訪ねた東京六本木のアジア映画専用映画館「シネマート六本木」には俳優イ・
ビョンホンさんの顔写真が建物の半分を占めていた。ここはこの3月末に開館してから韓国
映画16編を上映した。6週間の間に訪れた観客は2300名程度。開館当時、劇場ラインナップ
の90%以上を占めた韓国映画は今、60%水準だ。
劇場運営業会社であるSPOは、これまで韓国映画50編ほどを購入した、いわゆる「韓国映画
通」の会社だ。テラダ・タカシ、SPO経営企画室長は「率直に言って今年、<宮>のDVDボ
ックスセットが他のタイトルより4~5倍多く売れてほっと一息ついたが、韓国映画は大変
だ」と言った。
韓流は冷えた=韓流の「絶頂」は短かった。<冬のソナタ>と「ヨンサマ」ブームがわずか3
年余り前だ。最近の映画<グエムル><王の男>などは苦戦して退いた。タカハシ・ジュン、
シネマート六本木マネージャーは「残念だが‘韓国映画=アイドル映画’という悪い認識が
定着して、良い韓国映画さえ苦戦する状況」と報じた。過剰に上がった販売価格、人気俳
優たち主の企画映画に集中したせいだ。
SPOが封切りした<夏物語>はイ・ビョンホンの知名度にもかかわらず入場券の販売実積が3
億~4億円(約23億~31億ウォン)に止まった。輸入価格が4億円を超えるため、後半の作業・
マーケティング費用などはそっくりそのまま損失として残るわけだ。猫も杓子も跳びこん
で価格を上乗せした日本映画会社の間から自省の声が出ている。
(中略=韓国映画・ドラマの悲惨な現状)
まだ「ヨンサマ」の人気だけは相変らずだ。しかし、俳優の人気が売上げに直結するかと
いうと、そう簡単ではない。実際、現代車はペ・ヨンジュンを立ててソナタのテレビ広告
をしたが、CM後、売り場訪問者は15倍に増えたが売上高は大きな差がなかったと言う。
ファン層が主に年配の女性層なのに、ソナタは彼らに‘とても大きな車’だったというのだ。
韓流は冷えなかった=しかし専門家たちは韓流が「冷えた」というより「定着中」で、すぐ
には収益にならなくても「精神的変化」をもたらしたと口をそろえて言う。<朝日新聞>は
最近「韓国コンテンツが日本が忘れていたことを思い出させ、 松本清張など人間関係を濃
く描く1950年代の小説やドラマのブームをまた呼んで来た」と指摘した。庵逧由香(アンザ
コ・ユカ)立命館大コリア研究センター研究員は「‘韓国の日’を決める幼稚園もできた。
このような子供達が育てば、韓・日の痛い過去を知っても、それを乗り越えて行く力が生
ずるでしょう」と話した。
韓流熱風は企業にも目に見えない大きな資産になった。日本サムスンのパン・サンウォン
常務は「韓流以後パートナー会社の人々と会話の種が本当に豊かになった」「彼らが全部
<チャングムの誓い>を見ていたら、私たちが見ないわけにはいかない。」と言った。韓流
は韓日企業の協力関係の地形図を書き換えた。
(後略)
ソース:(韓国語)「ヨンサマ」は残ったがお金は残らない
URLリンク(www.hani.co.kr)
関連スレ:
【韓流】 衰退の兆し見せる日本の韓流の未来賭けたペ・ヨンジュン『太王四神記』[05/20]
スレリンク(news4plus板)