【コラム】 朝鮮日報:「ブレアはブッシュの愛犬」と揶揄されるも、韓国にはブレアやサルコジが必要 [05/23]at NEWS4PLUS
【コラム】 朝鮮日報:「ブレアはブッシュの愛犬」と揶揄されるも、韓国にはブレアやサルコジが必要 [05/23] - 暇つぶし2ch2:美ら猫 ◆CHURa3Ewlc @ちゅら猫φ ★
07/05/23 20:47:05
>>1より
トニー・ブレア英首相の発言に見られるとおり、米国が世界の問題に介入するのをやめれば、
その負担は比較的裕福な国であり米国に次ぐ大国、先進国の国々に回ってくるしかない。
こうした国々は、イラクで米国が踏ん張ってくれているからこそ、自分たちの問題に専念する
ことができた。ニコラ・サルコジ仏大統領の姿勢はシラク大統領より「もっとあからさまに行く」
というものであり、ブレア首相の「プードル路線」に至っては、実際に汗を流して点数を稼ぐと
いうものだった。それはまさに自国の利害を考慮した実用主義、現実主義であり、決して親米や
反米といった話ではない。

韓国でも年末に次期大統領選が予定されている。ある大統領候補の参謀は、現在各候補は親米や
反統一、反北朝鮮というレッテルを貼られることに非常に神経質になっていると吐露した。
実際に各候補の言動を見ていると、あらゆる点で米国と結びつけられるようなことをできるかぎり
避けようとしているといった印象を受ける。「ヒョスン・ミスン(2002年6月に女子中学生、シン・
ヒョスンさんとシム・ミソンさんが米軍の装甲車が起こした事故によりれき死した事件を指す)の
亡霊」は、まだ生きている。一方、与党系の候補らは先を争って平壌を訪問している。

世界は今、実用主義・実利主義の方向に進んでいるというのに、韓国政界の主導権争いは、
いまだに互いの顔色をうかがい、真贋(しんがん)の見極めに困るような世論に左右される日和見
主義者の戦いにとどまっている。また本来の意味も知らないくせに、ただ中間が安全そうだという
理由だけで「中道主義」を標ぼうする動きが加速することもある。韓国の大統領選の水準はいまだ
にそのレベルだ。次期大統領選の候補者らの中にも、必要なら「プードル」になってもよいという
姿勢で米国を利用し、自国の利益になるなら日本や中国とも手をつないで前進するくらい思い切っ
た実用主義的・実利主義的路線を取れるような、韓国版サルコジ・ブレアとも言うべき人物は、
1人も見当たらない。

韓国は今、将来を見通し、世界を見渡すことのできる視野と勇気をもった実行力のある指導者を
必要としている。韓国が過去30年間一生懸命働いてためてきた貯金も、もはや底を付きかけて
いる。左派勢力はいまだ被害意識にとらわれ続け、過去のれき死をほじくり返し、反対勢力を
まるで粛清でもするかのように攻撃し、戦利品を山分けすることで国の蓄えを枯渇させてしまった。

国民は今、そうした負の資産を穴埋めしてくれるような指導者の登場に期待している。
そこではもはや左派か右派かと言った区分も、保守か進歩かといった区分も、南か北かという
区分も大きな意味を持たない。重要なのは大韓民国に挫折ではなく勝機をもたらし、実用と実利を
追求できるか、という問題なのだ。

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