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済州地方法院『火災事故に虚偽書類提出で保険請求権の喪失』判決
火事による被害額より保険金を多く得るために関連書類を偽・変造したら一銭の保険金も
得ることができないという法院の判決が出た。
済州（チェジュ）地方法院第2民事部（裁判長ユン・ヒョンジュ部長判事）は最近原告である
某火災海上保険がカーセンター事業主Ａさんを相手に申し立てた債務不存再確認訴訟と、
反訴請求である反訴原告Ａ氏が保険会社を相手に申し立てた保険金請求訴訟で保険金の
支給債務が無いと判決をした。
裁判部は「この事件で保険の約款には虚偽の書類を提出することで説明義務に違反した
場合には保険契約者などの保険請求権全てを喪失するようになっている」「認定事実に
よれば被告は火事による実際の損害額より過多な保険金を得るために息子であるＢ氏を
通じて虚偽の物品明細書の発給を受けたり、実際の被害額より2～3倍に誇張された取引
明細書の発給を受けて提出したことで棄却が相当だ」と被告の保険金請求権は皆喪失すると
判示した。
Ａ氏の工業は2001年4月最初の火事が発生して、2002年2月二回目の火事、去年11月に
三回目の火事が発生した。Ａ氏の息子は一回目と三回目の火事と関連、保険金を奪おうと
した疑いで刑事処罰を受けた。
保険会社は僅かな期間に火事が三回発生して工業の機械及び什物などに対して競売が
行われていた時期に被告が多くの債務を負担しているにも月175万ウォン（約22万7000円）
という巨額の保険料を納めたことは保険金を目的に火を放ったとして保険金の支給を断った。
結局両者は訴訟まで行って、法院は放火には認める証拠が無いと判断したが被害規模と
関連した書類や証拠を偽・変造したという理由で保険会社側の手を挙げた。
▲ソース：済民日報（韓国語）2007/05/21
피해서류 위·변조 보험금 못받는다/被害書類偽・変造保険金受けない
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